散歩 021-0624
夾竹桃
梅雨の晴れ間に夾竹桃が鮮やかなピンク色花を咲かせていました。この夾竹桃は原爆が落ちたあと、広島で最初に花を咲かせた植物が夾竹桃だったことから、復興のシンボルとされました。
夾竹桃は、18世紀に中国から日本へ伝わってきた、常緑低木(小高木)です。本来は熱帯性ですが、いったん根付くと寒さに強く、東北の南部でも戸外で越冬できる庭木に育ちます。
夾竹桃は、公害に強いという性質があるので、千葉市、尼崎市、広島市、鹿児島市などの市町村の花に指定されています。
また、原爆が落ちたあと、広島で最初に花を咲かせた植物が夾竹桃だったことから、復興のシンボルとされました。
葉が竹に、花が桃に似ていることから、「夾竹桃(キョウチクトウ)」と呼ばれるようになりました。