今日の誕生花「ナツツバキ」
花言葉:「はかない美しさ」「愛らしさ」
花名の由来
属名の学名「Stewartia(スチュワーティア)」は、18世紀にイギリス首相も務め、植物学の研究にも熱心であった、第3代ビュート伯爵ジョン・ステュアート(John Stuart / 1713~1792)の名前にちなみます。
和名の「夏椿(ナツツバキ)」は、花の形がツバキによく似て、夏に開花することから名付けられました。
別名の「沙羅の木(シャラノキ)」は、この植物がお釈迦様が入滅するときに近くに生えていた沙羅双樹(サラソウジュ)に間違えられたことに由来するといわれます。
なお、熱帯の植物である沙羅双樹は耐寒性が弱く日本では育ちにくいため、古くからナツツバキ(沙羅の木)が日本の寺院などに植えられてきました。
花言葉の由来
花言葉の「はかない美しさ」は、ナツツバキの清楚な花が朝に開花し、夕方には散ってしまう一日花であることに由来します。